2002/11/30
ひーとーみーマーマーっ!!
注射されちゃったよぉっ!!
あのね、バリケン出てきたの、玄関に。
これ出てくると、イヤなことしかないんだよねぇ、ショーとか、シャンプーとか。
だから、ボク、すたすた、、って逃げたの。目立たない様にさるげなくね。
なのに、ママは、僕じゃなくて、プーラ叔父さんを捕まえたんだ!
「ンギャァァァァーー!」って叫ぶ叔父さんを、別のちっちゃいキャリーに入れたママは、僕の方なんか見ないんだよ?
そして、モニカおばさんを捕まえると、バリケンに入れちゃったんだ、、、。
あれ?
ぼくじゃない??
と、思ったら、突然ママが僕を抱き上げて、バリケンのドアを開けたんだ!
そしたら、モニカおばさんが「なんか分かんないけど、逃げるわよっ!」って、へっぴり腰で出てきちゃうんだぁ。
ママは、ひどい。
僕でおばさんを、押し込んだんだ。
そして、車に乗せられたんだよ、やっぱり。
僕、酔うから、車辛いんだ。
「なんか、鳴いちゃおうかなーっ?」って思った時、突然!
「ホオォワーーーー!!」って、絶叫が僕の耳元でっ!
モニカおばさんが、目を真っ黒にして叫びまくってる!!
「ホォウアー!!」「アァーー!!」「アオーー!!!」
、、、、、、僕は鳴くのを忘れました。
獣医さんに着いたら、まず、プーラ叔父さんからだったよ。
叔父さんは「うぅ〜うぅぅう〜〜ブファーー!!」って、ずーっと獣医さんに吹きまくっていたよ。「随分気の強い子だねぇ。」って言われてた。
次はモニカ叔母さんだったんだけれど、叔母さんは一回も立てずに終わってしまったよ。
診察台にお腹をくっつけたまま、「わたしはいないの〜。わたしは、見えないの〜。」って言い続けながら、ブスーって刺されてたよ。
いよいよ次は、ボクの番だっ!
ちょっとドキドキしていたら、先生がいきなり、「おっきいなぁーー!!すごいおっきい子だなぁー!!」
って小さく万歳しながら叫んでた。
あ?!ボク、偉い?
そそそ、そう驚かれっちゃぁ、仕方ありません。
男は黙って、「ブスーッ!」、、、、注射完了。
バリケンがあんまり重いので、みんなに車まで運んでもらって、無事終了!
おうちに帰ってから、ボクはちょっとだるかった。
なのに、バリバリ僕の分のゴハンまで食べるモニカ叔母さん。
「俺に近づくな」と、機嫌悪いプーラ叔父さん。
あああ、注射って大変だね。
じゃ、元ママ様もちゃんとインフルエンザの予防注射するんだよ?
またね。