2002/10/07

初めてのキャットショーへの道

【9月30日(月)】
2度ほど遊びに行って、ただ楽しむだけだったキャットショー。
今度はカミュがエントリーしちゃうことに!
憧れているだけだった私の背中を押してくださったフェネギーさん、そして手配一切をやっていただいたプレコさんに感謝!
諸々のアドバイス、ありがとうございます。
緊張と不安もありつつ、うれしくて落ち着いていられず一人そわそわしています。

【10月1日(火)】
関東に戦後最大(?)の台風が接近してるなか、早めに帰宅できたんでペットショップやドラッグストアに立ち寄り、不足しているグルーミンググッズとかをゲット。
まだアレコレ足りないので前日に一気に揃えなければ。
今からネコ洗い弁天(誤)の、この手がウズウズしています。
台風大好きっ子のカミュはショーのことなど“どこ吹く暴風雨”的。
窓に叩きつける雨を追いかけて、大はしゃぎです。
お願いだから、水遊びは今のうちに堪能しておいてね〜っ! でも分かっちゃいないのよね。

【10月2日(水)】
午前中、フェネギーさんからグルーミンググッズ一式の入った宅配便が。ありがとうございます〜!!
で、出勤前に東急ハンズへ。トイレ用の大きめタッパウェア、キャスター付きのキャリー乗せ、シャンプー、コンディショナーのディスペンサーなどなど買い物は当然カミュのものばかり。
大荷物かかえて帰宅後、それぞれの説明をカミュにしつつ、サイズを確かめたりキャリーに入ってもらって転がしたり、「おおむねヨシ!」って顔だったのでまずは安心。
あとは入念に洗うだけ〜。とは言っても、それが勝負どころ?
そうだ、時間のあるときにお道具リスト作ってチェックしよう、と思いながら寝る。

【10月3日(木)】
そういえば、この週が始まってからカムイがとっても穏やか。
ショーデビューが決まって自覚してるのか(ないない)、やっぱり6ヶ月過ぎると落ち着くものなのかしら〜、なんて思いながら久しぶりに遅めの帰宅、1:00過ぎ。
今日も「ラブラブおかえり30分1本勝負」は甘えん坊将軍・カミュの勝ち。
ふとシッポを見ると白いツブが付いてる!?  よくよく見るとティッシュのかけら。
「あ〜、やったなぁ?」とカミュに詰め寄ってみても「ニャンのこと? 忘れちゃったのであるニャ」の回答。
洗面台まで確認しに行ったら案の定、箱の横にチリチリになったティッシュがぁぁぁ!
今までもっと子供のときに1回しかやったことなくて安心してたのに〜〜〜。んもう。でも怒るタイミングじゃないし〜。
と、気を取り直して一緒にお風呂、その後いつものように遊んでたら暴れん坊将軍のスイッチを押してしまったようで急に豹変。
ザザーっと音を立てながら部屋中を駆け回り水丼にぶつかってみたり、カリカリごはんを手ですくってはドリブルしてって遠くのほうで食べてみたり。
それも(たぶん)寝ずに一晩中続いたんです。翌朝10時まで! 今日が土曜日でなくて、ほんっとにヨカッタ。

【10月4日(金)】
夜、一緒にお風呂。バスタブの縁から「今日はなんだか、どうしてもダイブしたいのであるニャ」と、めずらしく頭を乗り出し、左手を水面にパシャパシャと浸しておりました。その途端、バランスを崩して湯船にドボン! 
自ら前々日に下洗い(誤)してくれるとは、なんて親孝行なムスコなのぉ〜!? 風呂場に私の大爆笑が響き渡りました。
顔洗ったかぁ? カゼひくなよ〜! ババンバ・バンバンバン♪(いい湯だな/byドリフ)

【10月5日(土)】
昼過ぎに起きて、まずプレコさんに電話。洗い方などのアドバイスをもらってから、フェネギーさんに電話。お道具の謎を解決してから部屋の掃除など。
キモチすっきりになったところで、シャンプー、リンスの量を測って「ネコ洗い水割り」イッチョ上がり〜!
ふとカミュを探すと部屋の隅っこのカーテンの陰に。
「ひょ・・・っとして、ボク、洗われちゃうの?」と顔を覗かせてますが、えぇ、もう、スペシャルコースでねっ。非情なママで、ごめむ〜!!
洗う前に体重測定をしてみたら4.5kgになってました。よしよし、大きくなったね〜。
いつもより長めのお風呂に、すっかりカミュは飽きてしまい、少々鳴いてみたものの終わる気配がないので、「そういうつもりなら、腰を据えるのであるニャ」と瞼を閉じる姿は、修行僧の如し。ちと言いすぎ?
すっかりアブラの抜けた(と思われる)カミュは、疲れてオヤスミです。
明日もそのチョーシ、普段通りで行こうゼィ!

【10月6日(日)】
トイレ方面から派手に砂をかく音が聞こえ、目を覚まして時計を見ると朝3:30。
って、鮮魚の卸に行くつもりですかい? 日本のネコは魚で育つってCMがあったけども・・・などと寝ぼけたアタマでくだらないことを思いながらヨウスをうかがっていると、ンチ終わりのカミュが布団に近づいてきてるみたい。
なんかニオイも付いてくるんで起きてオシリまわりを見ると・・・毛に砂がぶら下がってるぅぅぅ。
いつもキレイにできるのに、なんで今回はそゆことするかなぁ。ブツブツ言いながら拭いて粉ふって梳かして、の一仕事。
ラクにデビューはさせてもらえないみたい。

2度寝してから9:00ちょいに会場入り。ベンチでセッティングを始めていたらプレコさん登場。
なんやかやで、もう出番なのね。急いでリングへ運んで、黒と紺のリボンもらってあっさり終了。
次って、もうFinal? 関西弁のステキなWakako Nagayamaジャッジに気に入られたかも。よっしゃ!
審査台のカミュは「エエコト、教えたげるな」と耳元に何やら囁かれ、茶色のリボンを付けられちゃった。
プレコさんが小声で「うそっ?」って言ってる。あれ3位の色じゃないの? え、トップっスか? うそっ!?耳掃除も間に合ってないのに(恥)、どうしましょ〜〜〜。
その後のリングでは、“Longhair Speciality 4th BEST KITTEN”のロゼットをいただいちゃいましたぁ。
抱っこが苦手なカミュは、サイン待ちのガマンがやっと、ウナギのように私の手からすり抜け、「自分のネコ放して、どないすんねん」と呆れたWakako先生に抱かれて記念撮影。も
う苦笑いするしかない。
最終リングがあるかも、と微妙な可能性に期待していたんですが番号が上がらず終了!

それにしても控えケージでは寝る、水も飲むし、カリカリも食べる、まさに普段通りのスタイルを崩さず「さすがゲッツの子」なんて誉めていただいてるのに、出番が来てケージから出そうとすると「人前に出ると本部から叱られるので、NGであるニャ」とチカラいっぱい拒否。
これには毎回苦労いたしました。
あと、ちゃんと膝の上が好きになるように、オモチャには遅れず反応するようにという課題が浮上したので、これから日々精進してみます。反省。

最後になりましたが、皆様のあたたかい応援とご協力、本当にありがとうございました。
一人では決してなしえなかった事です。
また、カミュまで至った関係血統すべての命に遡って感謝します。
そしてカミュくん! 初めてなのによく付き合ってくれましたね。お疲れさま、ありがと!