2002/11月22日

膝のり・続編

まだやっております、膝のりトレーニング。ここまでくると、もう執念の二文字が。
その成果がじわじわと表れてきているので、お伝えしたいと思います。

お風呂上がりにビールを飲みながら椅子に座って軽めの雑誌を開いていたら、カミュがゆっくりと伸びをしながらテーブルから近づいてきました。
はじめは椅子を目指していたんですが、私が半分くらいを占めていたので狭いと判断したらしく、いったんテーブルに戻って思いっきり甘えのポーズ。
仰向けで手を胸のところで交差し、アゴを上げて「ニャ・で・て」に見える。
瞬時に悩殺された私はカミュに顔を寄せて「好き、好き〜」と囁きます。
あ、このシチュエーション、何かに似てる。それは……

【恋のはじまり】=たとえばバーカウンターの一角。
想いを寄せる相手を一生懸命に口説くさま。(広辞ニェン・第三版より)
そんなことを考えながら10分くらい口説いた頃、彼は再び身体を伸ばして今度は膝を目指して両手を乗せてきてくれました。
(の、乗って…くれ、るの? スバラシイ!)
嬉しさのあまり、手に汗がじんわり。この手でカミュを触ったら、毛がヨレヨレになっちゃう。
平静を装って、「カミュ、おいで」と言ってみたところ、丸めた背中をググッと私の胸に押し付けながら膝に座ってくれました。

(感〜動ぉぉ〜っ!)

足を組んでいたのでちょっと狭そうですが、その場でセルフグルーミングを念入りに始めました。
本格的に寝る準備をしてくれている。

2度目の(感〜動ぉぉ〜っ!)

ゆっくりこの至福の時を楽しもうと、持っていた雑誌をテーブルに置こうとした瞬間、フローリングの床へ一直線。それはもう、バサッ!でした。
突然の音が原因でカミュさんに逃げられ、今宵は閉幕。

膝上では写真が撮れなかったんで、椅子乗り&カウンター乗りをお送りします。