☆FURAIDOについて☆

「楓来堂」と読みます。(ふうらいどう)
FURAIDOは神奈川県秦野市にあるメインクーン専門のキャッテリーです。
メインクーンと暮らし始めたのは1997年ですが、子宝に恵まれませんでした。
現在、すこしづつ猫を増やしている最中です。
一に健康であること。二に明るく元気で家族に迎えてくださった方に幸せと安らぎを与える子猫を繁殖できたらと思っております。三にタイプの向上です。
CFA、TICAに登録しているブリーダーである以上は外見のタイプも無視する事は出来ません。
外見上のタイプと性格の良し悪しはFURAIDOの目指すブリードでは同じだけの重要度を持ちます。
お客様がみえたときに自分から挨拶に出て行けるような子を理想としています。そのために私達はよく猫と遊び、語りかけます。
もしも、声が外に漏れていたら、とても怪しい家と思われていることでしょう。



神奈川県秦野市
大山ひとみ
TEL 0463-69-1001
080-1181-4930 (20:00以降)

勤め人ですので電話に出れない場合もございます。
伝言を残しておいてくだされば折り返し連絡させていただきます。

☆FURAIDOの健康管理と繁殖について☆

FURAIDOの猫達は繁殖に使われない猫達も含めて毎年ワクチンとFeLV & FIVの検査、及びFIP抗体値検査を行っています。 
2004年より繁殖に使われる猫達は繁殖を開始する前にHCM(肥大性心筋症)& PKD(常染色体優性遺伝嚢胞腎)そしてOFAによるHD(股関節形成不全)の審査を受ける事を決めました。
2006年3月よりHCM(肥大性心筋症)のDNAテストも加えました。
これらの検査の結果をまたずに繁殖することはいたしません。
しかし、とても残念な事ですが検査上異常が見付からなかったペアの場合でもこれらの疾病の素質を持った子猫が生まれないとはいえません。
特にHCMについては発症年齢が高い事が多いため、正常と診察された猫が将来発症する危険性もあります。DNAテストは有効だと考えていますが、その検査で分かる意外にも他の系統が存在する可能性もあるとされています。ですからDNAテストでネガティブ(陰性)だから、遺伝性HCMではないと事はありません。定期的なエコー検査は重要であると思います。
HCMは心音や行動では判断する事は出来ません。
我が家で唯一発症した猫は一番運動神経が良い子で息切れをしているのを見たこともありませんでした。
HCMの疑いが発覚した検査でも進雑音は無しです。最後の発作を起こす直前まで、高いところに飛び乗っていました。
良く本に載っているような、「うずくまる、あまり動かなくなる、進雑音がある」全てに当てはまりませんでした。
ですから、ちゃんと経験のある医師によるエコー診断が必要です。そして、今年は大丈夫でも来年は大丈夫かは誰も分かりません。
定期的にエコーにて確認する必要があります。
私たちは交配する1年以内と考えています。

HIP(股関節)についてはよほど酷くない限りは普通の生活が出来ます。
が、私が股関節を調べるのは股関節だけの問題ではありません。
骨格の衰退をチェックする1つの検査方法と思っております。

PKDに付いてはかなりの確立で防ぐ事が出来るでしょう。HDについては正常な股関節同士からも繁殖するには相応しくない子も生まれてきます。が状態が悪い同士のペアよりも症状は軽いと言われています。
PKDのDNAテストが行われていますが、今のところ猫種が限られております。問い合わせたところ、メインクーンはデータが不足しているため、と返答が来ました。でも、それも直に検査してくれるようになるでしょう。
また、アレルギー体質、免疫力が弱いと思われる体質の猫達もFURAIDOの繁殖プログラムからは除外されます。

FURAIDOの繁殖では生まれてくる子猫の健康を考える事が何よりも最優先されます。もちろん、全ての病気について防ぐことは不可能ですが、その時々で最善と思う努力を私たちは行っております。
子猫達には両親の診断書を添付いたします。